もうすぐ5月。5月5日といえばこどもの日。こどもの日に飾るものといえば「こいのぼり」ですね。
こどもの日は、端午の節句とも言い、男の子の健やかな成長を願う日です。1948年に5月5日がお休みの日になってからは、こどもの日と呼ぶようになり、最近では男の子だけでなく女の子もお祝いするようになりました。
こいのぼりは、鯉のように子どもたちが元気に大きくなることを願って飾ります。今回は、そんなこいのぼりを題材にした絵本3選を紹介します。
こいのぼりくんのさんぽ
作者 | すとう あさえ |
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絵 | たかお ゆうこ |
出版社 | ほるぷ社 |
発行日 | 2018年3月 |
![]() | こいのぼりくんのさんぽ (はじめての行事えほん) [ すとうあさえ ] 価格:1155円 |

対象年齢
当サイトの「こいのぼりくんのさんぽ」の対象年齢は、3歳~です。
全体的には長いお話ではないのですが、文章が長めのページもあるので年少になった3歳くらいからがいいのではないかなと思います。
あらすじ
こいのぼりくんが空を散歩していると、ねこちゃんがさるくんの家までのせてほしいと言いました。ねこちゃんを背中にのせてこいのぼりくんは空を飛びます。
さるくんが見えるとねこちゃんは立ち上がって手をふりました。こいのぼりくんがねこちゃんに危ないよといいまいたが、こいのぼり君はバランスを崩して下に落ちていきます。
こいのぼりくんは木の枝に絡まって動けません。ねこちゃんが頑張りますが動けません。そこへさるくんがやってきて、一緒にこいのぼりくんを引っ張ります。
こいのぼりくんは、また空を飛ぶことができるようになったのか気になる方はぜひ読んでみてください。ねこちゃんはさるくんの家にたどり着くことはできたのかな?
読み聞かせしてみての感想や子どもの反応
5月が近づくと、風が強い日に気持ちよく泳いでいるこいのぼりを見ることがあります。そのこいのぼりが、実際に空を泳いで、その背中に乗るというこの絵本。夢がありますよね。
この絵本を読んだ後に、こいのぼりを見ると乗ってみたいなと思ってしまう絵本です。
![]() | こいのぼりくんのさんぽ (はじめての行事えほん) [ すとうあさえ ] 価格:1155円 |

とらのこさんきょうだい かえうた かえうた こいのぼり
作者 | 石井 聖岳 |
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絵 | 石井 聖岳 |
出版社 | 講談社 |
発行日 | 2010年4月 |
![]() | とらのこさんきょうだい かえうた かえうた こいのぼり (講談社の創作絵本) [ 石井 聖岳 ] 価格:1650円 |

対象年齢
当サイトの「とらのこさんきょうだい かえうた かえうた こいのぼり」の対象年齢は、4歳~です。
なじみのある曲「こいのぼり」の替え歌が出てくるので、年少さんくらいでも十分に楽しめる絵本だと思います。2歳、3歳くらいの子どもには、話が少し長いかもしれません。
あらすじ
おとうさんがこいのぼりを飾っていると、こどもたちが「こいのぼりだ!」と大きな声で言いました。子どもたちは嬉しくて、大きな声で歌を歌いはじめました。
「くもよ~り~ た~か~い♪」、いろいろな替え歌で楽しみます。
さぁ、どんなこいのぼりがでてくるのでしょう。気になる方はぜひ読んでみてください。
読み聞かせしてみての感想や子どもの反応
替え歌って誰しもがしたことがあると思います。
こいのぼりを見たトラの子どもたちが歌いはじめた、「こいのぼり」の替え歌。想像してみると、とても楽しくておもしろいものばかり。そんな発想もあったのかと、大人ではなかなか思いつかないようなこいのぼりが出てきます。
大人も子どもも一緒に楽しめる絵本ではないかなと思います。
![]() | とらのこさんきょうだい かえうた かえうた こいのぼり (講談社の創作絵本) [ 石井 聖岳 ] 価格:1650円 |

かっぱのこいのぼり
作者 | 内田 麟太郎 |
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絵 | 山本 孝 |
出版社 | 岩崎書店 |
発行日 | 2012年4月 |
![]() | かっぱのこいのぼり (えほんのぼうけん) [ 内田麟太郎 ] 価格:1430円 |

対象年齢
当サイトの「かっぱのこいのぼり」の対象年齢は、5歳~です。
物語のある話なので、年中さんくらいの子どもからがいいと思います。年少さんは話が少し長く感じてしまうかもしれません。
あらすじ
かっぱまちのかっぱのお話です。かっぱまちのみんなは、うきうきしています。明日はいい日なのです。みんなは温泉で体をしっかりと洗って明日に備えます。
いい日の朝になりました。かっぱだけでなく、かわうそ、さんしょううお、なまず、えびもやってきました。みんなで広場にむかいます。
広場ではいったい何があるのでしょうか。気になった方はぜひ読んでみてください。
読み聞かせしてみての感想や子どもの反応
かっぱの町のお話なのですが、電車が走っていたり、いろいろなお店が並んでいたり、私たちが住んでいる町にどことなく似ている気がします。行ってみたくなる町並みです。
絵も細かく描かれているので、絵もしっかりと見ながら読んでほしい絵本です。かっぱも5月のこの季節を待っているのかなと想像が膨らみます。
かっぱ町のいい日をみなさんも体験してみてください。
![]() | かっぱのこいのぼり (えほんのぼうけん) [ 内田麟太郎 ] 価格:1430円 |

まとめ
今回は、こいのぼりが出てくる絵本を紹介しました。
そろそろ、こいのぼりがあちらこちらで泳いでいますね。風が吹いている日は、とても気持ちよさそうに泳いでいる、こいのぼり。ぜひ、親子でこいのぼりの絵本を読んでお家の中でもこいのぼりを楽しんでみてください。
